赤と青のえんぴつ

分野にこだわらず、気になったことについて机上の空論を繰り広げたい。

【睡魔vs映画#06】『水曜日が消えた』【5時間睡眠】

#01→【睡魔vs映画#01】『Coda コーダ あいのうた』【3時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

#05→【睡魔vs映画#05】『ある夜、彼女は明け方を想う』【2時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

夜勤明けは、午後休みなのに寝不足で何もする気が起きない…。有効活用するために映画を観ることにしました。眠い中でも起きて観られる映画はきっといい作品に違いありません!

【ルール】倍速しない、寝落ちしても戻さない

【本日の夜勤の睡眠時間】2時間

【本日の映画】水曜日が消えた

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【結果】寝落ちしなかった!

【あらすじ】

 主人公の青年「数馬」は幼少期の交通事故を機に曜日ごとに入れ替わる7つの人格を抱えている。

 真面目で几帳面な"火曜日"の数馬は、他の曜日の散らかした部屋の掃除をするなど損な役回り。行きたい図書館は閉館日、旅行も行けず不便な生活を送っていた。

 そんなある日、変わり映えのないしない1日を終え、眠りについた"火曜日"の数馬が次に目が覚めたのは翌日の水曜日だった。

 行きたかった図書館も楽しめて、水曜日を謳歌する一方で、少しずつ環境や身体に異変が生じはじめる。

 ジャンルはサスペンス?

 

【感想】

 設定は突飛ですが、説明不足でも過剰でもなく、スッと話に入っていけました。"火曜日"中心の視点を描いているので、映画内で起きる事件を主観的に体験することができるんですよね。

 非日常的な人間の直面した非日常に対し、本人や周りがどう向き合うのか。驚かすわけではない怖さやハラハラを交えながら展開していっており、とても面白かったです。

 あんまり映画全然詳しくないので、偉そうなことはいえないんですが、邦画だな〜って感じが強いけど、いわゆる邦画の"よくないところ"が削ぎ落とされていて、見た後の満足感は高い作品だと思います。

【睡魔vs映画#05】『ある夜、彼女は明け方を想う』【2時間睡眠】

#01→【睡魔vs映画#01】『Coda コーダ あいのうた』【3時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

#04→【睡魔vs映画#04】『Fight Club』【0時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

夜勤明けは、午後休みなのに寝不足で何もする気が起きない…。有効活用するために映画を観ることにしました。眠い中でも起きて観られる映画はきっといい作品に違いありません!

【ルール】倍速しない、寝落ちしても戻さない

【本日の夜勤の睡眠時間】2時間

【本日の映画】ある夜、彼女は明け方を想う

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【結果】寝落ちしなかった!

【あらすじ】

『明け方の若者たち』のヒロイン役<彼女>にスポットを当てたスピンオフ映画。大学生の時、留学先で出会った<彼>に一目惚れし、すぐに交際、婚約まで至る。順調にみえた生活だったが<彼>の海外の転勤と<彼女>の就職を機に関係が崩れはじめる。そんな中、友達の頼みでしぶしぶ参加した飲み会で<彼女>は本編の主人公<僕>と出会う。

 

 

【感想】ネタバレあり?

 予定があって2時間ぐらいしか時間がなかったので、短めの映画を、と探した結果、スピンオフと知らずに観ていました。スピンオフの映画って登場人物や場面設定の説明に苦心しなくていいので、観る側としてはすぐ美味しいところを味わえるのはある意味いいところですね。

 

 

 

 恋愛映画って主人公の恋愛に何かしらの困難があるからこそ作品になると思います。

 これはまさにその困難をもたらした側から描いたスピンオフ作品なので、ご自身のご事情があることは重々承知しておりますが、相手の苦労も知らないで何吹っ切れてんだ、って思わざるを得なかったです。

 大学から就職して間もないころのモラトリアム特有の心の機微みたいな?ものが?描かれてんじゃないんすか?知らないっすけど

 

 色々ぶつくさ言ってはいますが、そう思わせるくらい心理描写が上手かったんだと思います。寝落ちせずに観られるくらいに面白かったです。

  

【睡魔vs映画#04】『Fight Club』【0時間睡眠】

#01→【睡魔vs映画#01】『Coda コーダ あいのうた』【3時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

#03→【睡魔vs映画#03】『愛がなんだ』【2時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

夜勤明けは、午後休みなのに寝不足で何もする気が起きない…。有効活用するために映画を観ることにしました。眠い中でも起きて観られる映画はきっといい作品に違いありません!

【ルール】倍速しない、寝落ちしても戻さない

【本日の夜勤の睡眠時間】眠れなかった

【本日の映画】Fight Club

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【結果】

最初の20世紀フォックスのファンファーレ以降記憶がありません

【睡魔vs映画#03】『愛がなんだ』【2時間睡眠】

#01→【睡魔vs映画#01】『Coda コーダ あいのうた』【3時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

#02→【睡魔vs映画#02】『ラヂオの時間』【1.5時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

夜勤明けは、午後休みなのに寝不足で何もする気が起きない…。有効活用するために映画を観ることにしました。眠い中でも起きて観られる映画はきっといい作品に違いありません!

【ルール】倍速しない、寝落ちしても戻さない

 

【本日の夜勤の睡眠時間】1+1=2時間

【本日の映画】愛がなんだ

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【結果】ほぼ寝落ちしなかった!

【あらすじ】

主人公のOLの田中テルコは結婚式の飲み会で知り合ったマモルのことに仕事もなおざりにして傾倒する。何がしてても連絡が来たらすぐに駆けつけて、マモルに尽くして尽くして尽くしていた。でも、マモルはテルコのことは何とも思ってなくて…。

 

 

 

 

【感想】ネタバレあり?

ダウ90000のコント中で言及されていたので観ました。恋愛観を拗らせていれば拗らせているほどのめり込んでしまう映画でした。

 

 

本当にマモルのことが好きで好きで、何もかもをほっぽり出してマモルの元へ駆けつけて、最後の最後にはこれが恋愛なのか執着なのかわからないままたただマモルの近くにいることだけを求めてマモルの友人と恋愛関係を築いて終わってしまいます。テルコの思考や行動が実際に自分もやってしまっていることが割とあってちょっと怖くなりました。

この映画内のあらゆる登場人物がそれぞれ葛藤を抱えていて、それへの感情の機微がとても生々しく描写されてよかったです。それぞれに共感するところがありました。本当主要人物たち誰も幸せにならないですね…。幸せになりたいっすね〜。

【睡魔vs映画#02】『ラヂオの時間』【1.5時間睡眠】

#01→【睡魔vs映画#01】『Coda コーダ あいのうた』【3時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

夜勤明けは、午後休みなのに寝不足で何もする気が起きない…。有効活用するために映画を観ることにしました。眠い中でも起きて観られる映画はきっといい作品に違いありません!

【ルール】倍速しない、寝落ちしても戻さない

 

【本日の夜勤の睡眠時間】0.5+1=1.5時間

【本日の映画】ラヂオの時間

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【結果】中盤〜終盤30分くらい寝落ち

 

【あらすじ】

 舞台はラジオ局。主婦のみやこは、自身が台本を書いたラジオドラマの生放送のリハーサルを見学していた。リハーサルも終わった矢先、ヒロイン役の大物女優が「ヒロインの名前を変えてほしい」と言い出した。そこからクセのある出演者たちがあれこれと不満を漏らしはじめる。はたして本番を無事終えることはできるのか?ジャンルはコメディ。

 

【感想】

友達が面白かったといって勧めてきた映画でした。『カメラを止めるな』がこの映画に影響されたとのことだったんですが、確かこれは影響される面白さだ、と納得しました。全てが噛み合わなくて、全てが噛み合うようなそんなドタバタコメディ映画でした。ただ、何も考えずに観られる映画ゆえに何も考えないで観てたら寝ちゃいました。描写が丁寧ゆえに寝落ちすると話についていけなくなりましたが面白かったです。

【睡魔vs映画#01】『Coda コーダ あいのうた』【3時間睡眠】

 夜勤明けは、午後休みなのに寝不足で何もする気が起きない…。有効活用するために映画を観ることにしました。眠い中でも起きて観られる映画はきっといい作品に違いありません!

【ルール】倍速しない、寝落ちしても戻さない

 

【本日の夜勤の睡眠時間】1+1+1=3時間

【本日の映画】Coda コーダ あいのうた

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【結果】途中10分くらい意識が飛んだ

 

【あらすじ】

 漁師でやっと生計を立てる裕福ではない一家に生まれた主人公の少女ルビー。ルビーの父、母、兄は全員耳が聞こえない聾唖者であり、唯一の健聴者のルビーが家族の通訳者だった。

 歌うことが好きなルビーは高校で合唱サークルに入る。そこで先生に才能を認められ、音楽の道を目指そうとするが…。

 ジャンルはヒューマンドラマかな?

 

【感想】ちょっとネタバレあり

 私は映画に限らず作品に触れることが本当に少ない人間で、本当はブログとして語れるほど大層なことは言えないので手短に感想を話します。メインは寝落ちとの葛藤なので。

 

 

 

 唯一の健聴者のルビーは「私が家族を支えてあげなきゃ」という気持ちがある一方で、自分の好きなことやりたいことに気づきそこで葛藤する様子が描かれている映画でした。ルビー以外の家族は聾唖者という身体的なハンデがあることは確かなのですが、それ以外の点で、ルビーは支えられていたことに気づいて一歩踏み出すまでの描写が丁寧でよかったです。また、障害者は聖人であるべきだ、というなぜかうっすらとある風潮もないところも新鮮でした。

 ヒューマンドラマなので、展開として派手なところはありませんが、心温まるいい映画です。ただ、歌の部分がいいBGMになったせいでちょっと寝落ちしました。気がついたら急にマイルズといい感じになっててビックリしました。

「いかがでしたか?」側の端くれだった話

 皆さんは、在宅バイトをしたことがありますか?

 一般的なアルバイトと違って、在宅バイトなら、好きな時に自分のペースでできるというイメージもあるため、やってみたい方も多いでしょう。

 今回の記事では、私のライターの在宅バイトの体験談を書いていきます。

 

 

 

 数年前、私はバイトを探していました。

 大学の実習が忙しかったので、在宅バイトの方が、スキマ時間を有効活用できていいな、と思い、あれこれ探していたのですが、片田舎だと中々いいバイトが見つかりません。

 

 

 どうしたものか、と外を歩いていると、古めの建物に張り紙がありました。

「ライター募集」

 

 

 さすがにうさん臭くて、飛び込みでその建物に入る勇気はありません。一旦、周りにこの張り紙の詳細を知っている人はいないか、とリサーチをかけました。

 すると、このライターをやっている友人がいたので、事情を伝えて担当者に話を通してもらえることになったのです。ラッキー。

 

 チャットでのやりとりを何往復かしてから、実際に面接となりました。

 面接といっても大したものではなく、質問をいくつかして、事前に課されていた課題文に目を通すと即採用となり、すぐに仕事内容の説明が始まりました。

 

 

「この仕事には事前知識はほぼ必要ありません。これから、赤と青さんには、『リライト』という種類の記事を書いてもらいます。」

 

 

 ライターという仕事は、伝えたいことを文章で適切に伝えるもので、そのためには十分な知識や情報収集が必要なイメージです。

 どういうことなのだろうか、と少し疑問に思いながら、説明を聞きました。

 

 「リライト」とは、すでに存在している記事や文章を、同じ意味で文章自体は書き換える、という仕事です。

 依頼主から提示された記事のURLをもとにして、ライターが、意味は変えずに文章を書き換えた記事を提出します。

 これが「リライト」のおおまかな流れです。

 ちなみに、元の記事と関連した他の記事も参考にしながら書くこともあります。

 

 例として、上記の文章を「リライト」してみます。

 

 すでに存在する記事を、意味を変えずに違う文章を書き換える仕事を「リライト」と言います。

 順を追って流れを説明しましょう。

 まず、クライアントから「リライト」してほしい記事のURLが提示されます。

 その記事を見たライターは、同じトピックを扱った他の記事も参考にしながら、文章は書き換えつつも、内容はそのままの記事を書き、提出して終了です。

 

 記事を書く際には、文字数の指定はもちろんのこと、トピックについての導入→本文→全体のまとめ、といった流れにも指定があります。

 そして、最後にWeb上の文章に類似したものが無いかを、コピペチェックツールを用いて調べて、ようやく1本完成です。

 

 依頼主から提示される記事は、今までほとんど触れたことのないトピック、冠婚葬祭や株式投資、転職など、さまざまでした。

 見たこともない専門的な内容をなんとなくの理解でなんとなくの文章にして、何とか記事の形にしていました。

 

 

 何本か記事を書きながら、ふと、私は思いました。

 

 

唐突な導入。

どこかで見たような焼き直しの本文。

ざっくりとしたまとめ。

新規性の無く、文字数稼ぎの薄い記事。

 

 

 これ、「いかがでしたか?」系サイトと変わりないじゃないか……、と。

 

 

 そんな虚無な気持ちで、しばらく仕事続けていたのですが、ある時、急に依頼もこなくなって、給料の未払いもされかけ、担当者とは音信不通となり、記事を書くことはなくなりました。

 

 

 どうしようもない仕事でしたが、唯一感謝できることは、多少は文章の書き方が身についたことくらいです。

 このブログでも、「一文を短く」「段落分けはこまめに」「『~です。~です。』のように同じ文末を繰り返さない」といったことを意識して、冗長な文章にならないように心がけています。

 

 ただ、昨今のネットで問題視されている、質の悪い情報の氾濫の一端をこうして担ってしまったのは本当に申し訳ないですね……。

 

 

 いかがでしたか? 今回は、ライターの在宅バイト体験談についてお話ししました。

 記事を内容を変えずに書き直す「リライト」という仕事の内容がわかっていただけたかと思います。

 皆さんが見ている記事が、本当に理解している人が書いたものとは限りません。

 情報を見極めて快適なインターネットライフを過ごしましょう!