赤と青のえんぴつ

分野にこだわらず、気になったことについて机上の空論を繰り広げたい。

実家で飼っていたイヌ

 以前、実家でイヌを飼っていました。

 

 僕が小学3年生の頃、近所のホームセンターで、売れ残っていた1匹のパピヨン、家族の間では「あの犬」で通じるほどよく話題になっていました。

 そろばん塾終わりに、幼馴染と僕の家に帰る「あの犬」がいました。母は「つい飼っちゃった」と言ってました。衝動買いの割に、ドッグフードやらゲージやら一式揃えておいてそんなわけないだろう、と内心思いました。

 

 「名前どうしようね」母と幼馴染と考えましたが、後日、皆でちゃんと考えようということになり、一旦仮の名前として、パピヨンから取って「パピ」と呼びましたが、結局、パピはパピとして覚えてしまい、これが本当の名前となりました。

 その夜、帰ってきた父も面食らって困惑していましたが、あれほど話題になっていた「あの犬」だったので最終的には受け入れていました。

 

 パピは手のかかるイヌでした。トイレのしつけは覚えられないし、吠え癖が強く、散歩していると近所の犬に吠えかかります。しかも、家族で一番年下の僕を下にみていたようで、僕にすぐ吠えるし、噛みつくし散々でした。

 でも、皆なんだかんだで甘やかしてしまい、すくすくと育ち、本来小型犬のはずが、中型犬くらいの大きさになっちゃいました。

 

 

 パピが10歳くらい、僕が大学生になったあたりで心臓の病気を患いました。イヌにはよくあるらしいです。

 年単位ではありましたが、どんどんと元気はなくなっていきました。あんなに家中を走り回っていたのに、散歩もできなくなって、ドッグフードもお湯でふやかさないと食べられなくなりました。

 

 ある日、パピがご飯を目の前に座り込んでいました。何も食べないのもよくないと思って、僕はスプーンで1口ずつ食べさせました。

 その2日後です。自室にいた僕を父が取り乱した様子で呼びました。か細い声で鳴きながら横たわっているパピがいました。その日は日曜日で近所の動物病院はどこもやっていませんでした。

 寡黙な父があんなに取り乱しているのをみたのは初めてでした。僕は立ちつくしながらあえぐように呼吸しているパピをみて「もう長くない」と思うことしかできませんでした。

 数時間して、パピは息を引き取りました。

 

 あれから4年くらい経って、吹っ切れていたつもりだったのですが、なぜか急に思い出して涙が止まらなくなったので書きました。

 他者に自分の解釈をおしつけるのはあまり好きじゃないのですが、パピは幸せだったと今でも信じています。

『成瀬は天下を取りにいく』読んだ コロナと一歩

 完全にミーハーですが、今年の本屋大賞を受賞した、『成瀬は天下を取りにいく』を買いました。そもそも本を買うことも少ないので、これでも一歩踏み出した行為ではあります。すでに大勢が買っているのだろうけど、ネタバレしない範囲で感想をつらつら書こうと思います。

www.shinchosha.co.jp

 

 物語の軸となるのが、成瀬という滋賀県大津市に住む女子中学生です。

 成瀬は、小さいときから優秀で周りから浮いているけど、それも気にすることもなく振る舞っていて、その一方で、二百歳まで生きると宣言してみたり、突然シャボン玉を極めてテレビに出たりと変わり者でもあります。

 成瀬の幼馴染である島崎は、突拍子のない成瀬の言動に付き合ったり付き合わなかったりしていました。そんなある日、大津市唯一のデパート、西武大津店が閉店するというニュースが流れます。

 

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」

 

 成瀬が島崎に宣言するところから物語が始まります。

 

 この物語は、コロナ禍の時期の話で、学校のイベントの中止や、公共の場でのマスク着用やソーシャルディスタンスの義務が当たり前のように書かれています。今まさにコロナ禍を経験したばかりの自分にとっては、すんなりと飲み込める描写ですが、これがしばらくして読まれたときには、もしかしたら引っかかるのでしょうか。

 マジで余談ですが、このコントを思い出しました。

【コント】さらば青春の光「すご六」 / 単独公演『すご六』より - YouTube

 これはコロナ全盛期の異常性をイジったコントなのですが、小説のこうした描写も将来は現実味のない描写になるのかもしれません。

 

 この物語は、実際にコロナ禍の夏に閉店した西武大津店をはじめ、実在のイベントや人物が出てくる、現実味のある話です。登場人物の起こす行動も、変わり者の成瀬であっても、極端に現実離れした行動を起こすわけではありません。

 でも、この物語は、コロナ禍の色んな制限があり窮屈な思いをしている中で、登場人物たちの一歩踏み出した行動が、劇的ではないけど、他の人の何かを変えた様を描いています。

 すごくドラマチックではないけど、10年後くらいにふと「あの時の自分たち、バカやってたよね」って振り返りたくなるような、そんな出来事を描いています。成瀬と同世代の人と、成人以降ではきっと受け取り方も違うでしょう。

 

 面白かったです。続編が出てるみたいなので買います。

 

 

 

 

 

毎日Twitterに日記をつけています

 2023年、1年間の目標として「夜勤明けの暇な時に映画を観てレビューを書く」ということを目指したのですが、10回も持たずに挫折しました。

 

 そもそも寝不足の状態で映画を観る気力もなく、結末まで観られる保証もないのがモチベーションを下げましたが、何よりもレビュー記事を書くことの苦痛さが1番の要因だったと思います。まあ、数ヶ月もたなかった試みでしたが、『愛がなんだ』に出会えたのは1番大きな収穫でしたね。

redandblue.hatenablog.com

 

 さて、今年も何かしようかな、と思い立ったので、もう少しハードルを下げて、Twitterで日記を書くことにしました。

 しかし、書くだけだと「今日は何もなかった」みたいな小学生の夏休みの一行日記みたいな事態になりかねないため、色々制約を課しました。

 

【ルール】優先順位順

・毎日、日記を書く

・文字数は130字前後

・思ったこと・考えたことだけを書くのは避ける。その日の出来事がトリガーとなった場合は例外。

・身バレ予防のため、内容が破綻しない程度に時系列や嘘を混ぜる。

 

 最初は1週間持つのかと不安でしたが、1日0時を過ぎた日はあるものの、何とか継続しています。

 

[やってみてよかったこと]

①行動力や観察力が上がる

 何か日記に書くことをしなきゃというプレッシャーから行動力が上がりますし、何気ない日常でも「これ日記に書けるんじゃない?」という観察力も上がった気がします。

Twitterの依存度が下がる

 毎日たくさん呟いていたTwitterも、毎日130字呟かなければいけないという義務になると途端にやる気が下がりました。

 タイムラインを眺めていても、まだ日記書いてないな…という罪悪感がどこかにあってやる気が削がれますね。

 

 あとせめて数ヶ月は続けるように頑張ります。よろしければいいねやリプで反応いただけるとうれしいです。

 

無策で英検を受験し,順当に落ちました

 以前,TOEFLを受けに新幹線で数時間かけて会場に行ったのに,パスポートを忘れて受験できなかった,という同僚のエピソードがあまりにも鮮烈すぎて,「英語の資格受験したいなぁ」という考えが頭の片隅に残っていました.

 医療というのは日進月歩であり,医療職である以上,日々自己研鑽に励まなければならないのは事実なのですが,大学を卒業してからのこうした勉強は,試験は基本的にないため,学習した成果を実感しにくく,「久しぶりに試験受けてみたいなぁ」という考えも頭の片隅に残っていました.

 

 2023年2月,この残留思念が僕に英検の参考書を買わせました.

 

 英検の経験は,中学校の時に取った準2級が最後.TOEICは大学1年生の時に英語の授業の免除のために結構頑張ったのですが,条件は満たせずに終わりました.英語というものは本当に苦手で極力関わらないようにしていました.ただ,英語の論文を書いたり読んだりする機会は今後増えるし,将来海外留学する可能性もゼロではないので,このままの関係ではいけないという気持ちもありました.

 

 準1級にした明確な理由は,1級は厳しいけど,10年ぶりに満を持して受けるのが1ランクアップじゃちょっと…という弱気と虚栄心の併存ゆえです.

 

 ここから書かれるのは,ただただ怠惰な男の愚かな1年間の振り返りなので,英検の勉強法などといったタメになる情報は一切期待しないでください.

 

 まず,買った参考書は.『英検出る順パス単』と『DAILY25日間 英検準1級 集中ゼミ』という1日30分×25日で1次試験の内容を学習できるという総合教本です.前提知識として必要な語彙数が多いということしか知らなかったので,まずは単語だろうと思い,単語帳を買い,総合教本で試験の全容をつかもうという算段です.

 

 単語を覚えること自体は嫌いじゃなかったので,1ヶ月ほどである程度読みこみ,『Anki』という忘却曲線に沿って出題してくれる単語帳アプリを日課にしていました.

 しかし,うってかわって総合教本の方はというと.単語帳と違い取り組もうとすると手間がかかるから,やる気が出ず全然進みませんでした.

 今回の事象において,何より,「勉強しているのを誰にも言わなかったこと」これが1番良くなかった.「堂々と宣言しといて落ちたらダサいな」っていう気持ちがあったんでしょう.そのプライドが本当によくなかった.一緒に受験する,ではないにしても,誰かにやっていることを伝えるだけでもモチベーションの維持には繋がったでしょう.

 

 話はもどしますが,英検は,以下の4つの能力を測ります.

リーディング:語彙と長文読解

ライティング:社会的なトピックについてエッセイを書く(2級以上)

リスニング:会話文やパッセージ,アナウンスなどを聞く

スピーキング:2次試験での面接

 

 総合教本でどういう問題が出るのかを確認し,自分に足りないところを分析した結果,リスニングとライティングの力が足りないな,と判断し,追加で参考書を買いました.
『英検分野別ターゲット英検準1級リスニング問題』『英検準1級ライティング大特訓』

 これを買ったのが,2023年4月.

 ここから更に減速します.

 Ankiは引き続きやっていました.それって結局Youtube観ながらでできるからなんですよね.

 リスニングは聴かなきゃいけないからそれができない.7月くらいまで忙しかった記憶はあるので,おそらく8月くらいから1週間で4,5ページダラダラやっていました.

 ライティングに関しては,そもそもどのように学習するのかに困りました.ディスコースマーカーの使い方とか動詞の使い分けとか本で学ぶことはできますが,こればっかりは実際に書いてみてのフィードバックありきだろうと思っていたのです.

 色々考えた末に,ChatGPTに添削をお願いしました.学習させるとかなり精度はよくなりそうですが,ただ単に添削をお願いするだけでも,スペルのチェックだけでなく,文章展開の改善案も提示してくれるので,結構有用でした.おそらく今回の記事で有益な情報はここだけです.

 ただ,Twitterはいくらでも呟けるのに,この120〜150字の英文はどうしてもやる気がでない……リスニング以上に筆が進みませんでした.

 

 

 

 話は一気に2023年11月に飛びます.

 7ヶ月何をしていたのか,何を得たのか,正直全く成果の実感がありませんでした.今振り返るとなぜ1回でも実戦形式で模試や過去問をやらなかったのか謎です.

 英検は年度ごとに3回試験が行われるのですが,その3回目の申し込み締切が11月でした.来年度以降に持ち越すのはさすがにないだろう,と思い,3回目を申し込みました.これで尻に火がつくかなって思ったんです.

 

 

 

 気づいたら年が明けていました.私の着けた火は1月にようやく尻に到達しました.

 初売りの時にようやく買ったのが,『英検準1級 過去6回全問題集』です.いや〜遅すぎ.

 正直リスニングとライティングも伸びた実感がないに,残り20日で合格まで……?正直いけない気しかしなかったのですが,申し込んだ以上はやるしかないかと思い,20日でなんとか6回分を行いました.しかし,6回分過去問を解き,リーディングは全て合格基準を超えていたのですが,リスニングが合格基準を超えたのは6回中2回でした.しかも,時間を測って問題を解く経験がなかったせいで,ライティングの英文を書く時間が意外とないことにこの直前にようやく気づいたのです.

 

 

 もう絶望しかなかったですが,試験当日は嫌でもやってきました.会場の中学校を訪れると自分以外高校生しかいませんでした.そういえば,共通テストで民間試験の活用うんぬん言っていたな……などと思いながら,高校生の集まりに何故かいるおじさんになるしかありませんでした.

 

 本番,語彙問題は大丈夫だろうとタカをくくっていたのですが,わからない問題が結構あり困惑しました.出る順パス単が,直近の過去問を参考にしているので,”解けている感”だけが出ていたんですよね.

 もうすでにボロボロの状態で長文を乗り越え,満身創痍でライティングまでたどり着き,何とか書き終えて見直すと,上限の150単語をがっつりオーバーしているのに気がつきましたが,もう残り5分もありませんでした.苦し紛れに文末に(146 words)と書いて終了となりました.

 リスニングは練習通りの実力を出せて,お話になりませんでした.

 

 

 試験が終わっても,頑張ったわけでもないため,全く開放感はなく,ただただ「俺は何をしたかったんだ」という気持ちだけがうずまいて,帰路につきました.

 

 

 後日,自己採点をしたら,リーディングはギリギリ7割,リスニングは5割だったので,2次試験に進むことはまずないでしょう.本当に俺は何をしたかったんだ???

旅行先の温泉での騒動から考える、エピソードトークの組み立て方

 エピソードトークをする機会は誰しもあります。芸人がバラエティやラジオでエピソードトークしているのをみるとたいそうなものには思えますが、「こんなことあったんすよ〜」って友人に話すことも十分エピソードトークでしょう。

 

 せっかく体験したエピソードを上手く伝えられないのはもったいない!と私は思い、今まで人生であったエピソードをブログの記事にしていました。

 

こんなのとか

新歓で劇的に入部したと思ったら裏を知って悲しくなった話 - 赤と青のえんぴつ

 

こういうのも

点数開示には気を付けよう! - 赤と青のえんぴつ

 

 こうやって文章に書き起こしたことで、実際飲み会でエピソードトークする時も上手く喋れるようになった気がします。気がしているだけかもしれませんが。

 

 エピソードトークはあくまで自分の体験したエピソードの追体験であり、適切に100%伝えることができれば、よほど自身の感性が世間一般とズレていない限りは自身がその時感じた同じ感情をほぼ100%聞き手に体験させられるはずなのです。

 

 内容的には絶対おもしろいのに、いまいち話が伝わらないとすごくもったいないので、どうやればそうならないか、私自身が何となく意識していることを、旅行先で体験したエピソードを材料に書き置きします。

 

題材のエピソード

「旅行先で行った温泉で、脱衣所のロッカーのカギが壊れてしまって服が取り出せず、フロントの電話も中々つながらなくて大変だった」

 

 これだけでも十分エピソードトークになると思います。別に普段もこれでいいんだとは思います。聞き手が色々質問することで会話のキャッチボールにもなって盛り上がりますし。

 これからする話は、人のエピソードトークを広げる時にどんな質問が有効なのか?にもつながるのでまだ閉じないでください。

 

どれくらいの時間で話せる?

 前提として、エピソードトークをするのにどれくらいの時間があるのかが重要になります。

 テレビで芸人が「同じエピソードトークでも、テレビで長々と話すだけじゃなくて、色々削って楽屋で1分で話すこともある」みたいなことを言っていました。

 どんなに組み立てが良くても、長々と話していたら何かで中断されて結局話さずじまい、というのが一番もったいないです。そのため話せる時間がどれくらいか把握するのは大事です。

 短い休憩時間の時に話すのであれば、上記のまま話せばいいと思います。もう少し長く話せそうであれば、これから記載することを付け足しましょう。

 

付け足すべき要素は、

①背景情報

②状況描写

③その時点の感情

です。

 

背景情報

 話の前提としてここがきちんと共有されていないと聞き手が話に入り込めません。

 上に載せた得点開示の話でも、いかに落ちる人が多くて進級に関わる大事な試験なのかを明記しないと、何でこんなに大騒ぎしているんだろう、という認識にもなりかねないので、きちんとそこは背景情報として書き足しています。

 あと背景情報は最後に向けて大きな"フリ"になるんですよね。得点開示の話では、厳しい試験という前提が共有されることで、そこから続くイタズラの重さが際立ちます。

 

 今回の題材のエピソードで考えると、実はこの旅行の直前に失恋していることや、ロッカーの形状でしょうか。

 傷心状態という前提があると踏んだり蹴ったりな感じが出ます。ロッカーの形状は鍵自体が扉の取っ手になるタイプだったのですが、こういう細かいところを話の大事な部分で聞かれると話の腰が折れてしまうので、予め説明した方がいいと思います。

 

状況描写

 話し手はありのままを体験したので全部わかっていますが、もちろん聞き手は0からなので何もわかっていません。5W1Hを意識した状況描写は大切でしょう。

 上に載せた新歓の話では、特に時間経過が大事なのでそこの部分をきちんと補足すると、入部できない焦りみたいなものが伝わりやすいのかな〜って思って書いていました。

 

 今回の題材のエピソードだと、この一連で私が全裸であることがポイントで、ロッカーの前で全裸であたふたしている様子は自身の滑稽さ不憫さを強く感じさせるので、きちんと補足すべきだと思います。

 

その時点の感情

 話を長くすればするほど話し手と聞き手で認識がズレる可能性が高まります。客観的情報を100%完璧に伝えられたとしても、ズレる可能性があるのは「話し手がどう思ったか」という主観的情報です。

 ここのズレを最小限にするために、自分がその時どう思っていたか、を適宜付け足すのが大事かな、と思います。

 知り合いに話す時は、自分がどういう性格の人間かある程度わかってもらえていると思いますが、上記のようにブログで書いた時には誰が見ているかわからないので結構チェックポイントかのように付け足した記憶があります。

 

 今回の題材のエピソードだと、「ホテルの温泉やサウナがかなり良くて、気持ちよかったな〜なんて思って風呂に上がったら〜」みたいに付け足すでしょうか。そこからのピンチが際立ちますしね。

 

上記を参考にエピソードを広げてみる

 最近夏休みで友達と旅行に行ったんですが、その直前に気になっていた子と脈なしみたいな感じになってめちゃくちゃ萎えた状態で出発しました。

 夜に温泉付きのホテルにチェックインし、早速大浴場に向かいました。脱衣所のロッカーは鍵自体が取っ手になるタイプのやつで、そこに服とか詰めて、大浴場に入ってみると、濁り湯とかサウナとか色々あって、いや〜気持ちよかったな〜、なんて思いながら鍵を取り出したら、鍵が折れてて。

 意味もわからず鍵穴を見たら、鍵穴の中で根本から折れて中に埋まっていたんですよ。服も取り出せないので、何とか開けられないか、ロッカーと格闘したんですけどとっかかりがなくてどうにもなりませんでした。

 どうしようかと途方に暮れていたらフロント直通の電話が目につきました。助かった!って思いながら受話器に話しかけたんですけど、壊れているのか全然向こうに声が届かなくて。

 びちゃびちゃの全裸で「もしもし!脱衣所のロッカー壊れちゃって!」って大きめの声で話してるもんだから他の客も何だ何だ、って感じで見てくるし。

 

 そうやってワタワタしていたら、掃除のおばちゃんがたまたまやってきて「どうしました?」って声かけてくれました。事情を説明したら「とりあえずこれで体拭いて待ってて」ってタオルと館内着をくれてフロントスタッフを呼びに行きました。

 少ししてフロントスタッフがやってきました。散々な目にあっているのでちょっとイライラしながら後ろで様子を見ていたんですが、ロッカーはマスターキーがあればいいとかそんな状態じゃなかったので、スタッフもドライバー片手に「どうしようかな…どうしようかな…」って明らかに困っているんですよ。

 どうしようかな、はこっちのセリフなんですけど、どうにかこうにか無理やりこじ開けてくれて服を無事回収、事なきを得ました。

 

 でも、一番イラッとしたのは、スタッフを呼びに行こうとすれば行けたはずの友人が、しっかり温泉を堪能した後にこの一連の流れを遠巻きにニヤニヤしながら観てて、最後に「お祓い行った方がいいよ」っていってきたことですかね。

 

まとめ

 いかがでしたか?これらの話はエピソードトークを組み立てるだけでなく、聞き手として相槌を打つ時もどういうことを聞けばいいのかに役立ちます。参考になれば幸いです。

【睡魔vs映画#09】『マッドマックス 怒りのデス・ロード』【3時間睡眠】

#01→【睡魔vs映画#01】『Coda コーダ あいのうた』【3時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

#08→【睡魔vs映画#08】『ケイコ 目を澄ませて』【2時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

夜勤明けは、午後休みなのに寝不足で何もする気が起きない…。有効活用するために映画を観ることにしました。眠い中でも起きて観られる映画はきっといい作品に違いありません!

【ルール】倍速しない、寝落ちしても戻さない

【本日の夜勤の睡眠時間】3時間

 

【本日の映画】『マッドマックス 怒りのデス・ロード

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【あらすじ】

 水や石油が尽きた荒廃したポストアポカリプスの世界。家族を奪われ1人で生きる主人公のマックスは独裁者ジョーの率いる集団に捕えられる。そんな中で、豊富な資源を抱え、独裁社会を形成するジョーに反旗を翻すフェリオサと出会い、逃避行の旅に出る。

 

 

【感想】

 ただでさえあまり映画観てないんですが、洋画は殊更苦手で、食わず嫌いしていたのですが、この作品はとてもよかったです!正直、夜勤明けの頭では世界観とか登場人物の顔が全然頭に入らなかったのですが、アクションだけでも爽快で観る価値がありました。クライマックスで寝ちゃったので結末が気になりますね…!

【睡魔vs映画#08】『ケイコ 目を澄ませて』【2時間睡眠】

#01→【睡魔vs映画#01】『Coda コーダ あいのうた』【3時間睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

#07→【睡魔vs映画#07】『リズと青い鳥』【4時間30分睡眠】 - 赤と青のえんぴつ

夜勤明けは、午後休みなのに寝不足で何もする気が起きない…。有効活用するために映画を観ることにしました。眠い中でも起きて観られる映画はきっといい作品に違いありません!

【ルール】倍速しない、寝落ちしても戻さない

【本日の夜勤の睡眠時間】1+1=2時間

 

【本日の映画】『ケイコ 目を澄ませて』

Amazon.co.jp: ケイコ 目を澄ませてを観る | Prime Video

 

【あらすじ】

生まれつきの感音性難聴を持つケイコは、下町のボクシングジムで日々練習するプロボクサー。元々内気で自分から主張しないケイコはなかなか悩みも打ち明けられず、ボクシングジムも休会しようとする手紙も会長に出せずにいた。そんなある日、ケイコはボクシングジムが閉鎖されることを知る。

実話をベースにしたヒューマンドラマ。

 

 

【感想】

 喋ることができず、感情の起伏もあまり表に出さない主人公の岸井ゆきのさんの表情だけの演技でここまで表現できるのかと驚きました16mmで撮影された映像の表現や音の1つ1つが良かったです。

 途中で寝て気づいたら夕方でした、本当に申し訳ない…ちゃんと観たかったです…