赤と青のえんぴつ

映画の感想とかその週あったこととか書きます

地黒の僕が日傘を使っている時の「えっ、もう焼けてないですか…」という冷たい目線に耐えられない

 僕はかなり地黒。小さい時からずっとそう。しかも日焼けもしやすい。冬でも結構黒いのに、夏になると黒さに拍車がかかる。

 小学生の時は、日焼け止めなんてしないし、外で遊びまくっていたので、かなり真っ黒で、かかりつけの小児科医からは「こんな黒い子見たことないなぁ!」と言われた。

 

 シミができないに越したことはないが、別に美肌を目指しているわけでもない。とくにおしゃれに気遣っているわけでもないので、地黒であることに特段の負い目は感じていなかった。強いて言えば、初対面の人は、地黒の自分を見て、テニス部もしくはサッカー部ですか?と聞いてきて、「あ、いや弓道部です…」と言った時に変な空気になることがたまにあるのはちょっと嫌だけど。

 

 そんな中、男性にも日傘のブームがじわじわとやってきた。特にそれを痛感したのは、去年の大阪万博だ。一人で見に行ったが、あまりにも暑すぎて本当に辛かった。行く前の他の人のレポを読んだ時から、日傘を買うことも何回も考えたが、結局買わず、現地では雨用の黒い折り畳み傘を日傘がわりに使っていた。いや、側から見ると普通にバレてて見苦しかったし、効果もあんまりなかった気がするけど…。

 

 そうして、今年、東京に来て過ごしていると、梅雨明け前までは割と暑くなくて行けるかな?って思ったけど、梅雨明けに本気を出してきて、さすがに日傘の購入を決断した。ユニクロで安かったし。

 もう男性の日傘もいいくらい普及しているので、今更すぎる感想ではあるが、こんなに日中出かけるときに日傘を使ってみると、日陰であることがこんなにも快適だとは思わなかった。暑いは暑いが、ダメージが圧倒的に少ない。男が手ぶらで出歩くことが多いゆえ、そこの手間はあるけど。

 

 そんな、今更すぎる感動を職場の同期に伝えたら、「え、もう焼けちゃってない?」と言われた。いや、地黒だし、確かにもう焼けているとは思うけど。

 地黒の人間は、日焼けとか気にしないでしょ、みたいなうっすらした偏見はあると思う、そんなあるかないかもわからない視線も紫外線も、日傘がブロックしてくれるなら、それでいいんだ。

 

 

川崎、すごい

 急ぎで専門書が欲しくて本屋に行きたかった。地方に住んでいた時には、そういう専門書があるような規模の本屋が1、2軒しかなかったので行ってなかったら諦めてネットで買って待つしかなかったが、こっちだと本屋が多すぎる。土地勘もないので、どの店がどのくらいの規模かもピンとこない。

 

 今の時代、在庫検索がネットでできるので、欲しい本を調べたら、全て置いてある本屋があった。

 川崎か…

 乗り換えも必要だしちょっと遠いが、行けなくもないか…行くことにした。

 

 ラゾーナ川崎に行って、あまりの店の多さ、広さに驚いた。あまりに広すぎてフロアマップを見る気にすらならなかったのは初めてだ。この世の全ての店が入っているんじゃないか。

 もちろんイオンモールみたいな都会でも地方でもなんとなく雰囲気が似ている感じもない。地方にあるモール系が極限まで栄えるとあんな感じになるんだろう。

 街には老若男女、家族連れも含めて人がごった返していた。なんでもあるからそりゃそうである。あまりの人の多さ、モールの栄え具合に妻が辟易してしまったので、目的の本を買ったらすぐ退散して近くのアトレで過ごした。

 いやぁ、川崎、すごい。

 

 

 

 上京したことを関東に就職した大学の部活の先輩に報告したら、関東にいる人たちで飲みに行くことになった。一言で関東といっても、埼玉や神奈川にも散らばっているのだが、いろいろ話し合った末に川崎で飲むことになった。

 川崎か…

ラゾーナ川崎とは違う改札口から出て、駅からちょっと離れた居酒屋に歩いて向かった。

 川崎の飲み屋街に行って、あまりのゴミの多さ、店の多さに驚いた。治安の悪さが伝わって来て新たな街で寄り道をする気にならなかったのは初めてだ。

 飲み屋街って、ここは大衆居酒屋ゾーン、ここは夜職ゾーン、みたいな住み分けがある程度されているイメージなのだが、とにかくごちゃ混ぜだった。1階の大衆居酒屋の脇にラブホテルの入り口がある。チェーン店のドラッグストアのすぐ近くにエッチな店がある。無料案内所が地下にあったんだけど、こういうのって開けてないと入る気無くすんじゃないのか?そしてキャッチが「おっぱいどうすか?」と馴れ馴れしく話しかけてくる。

 それでも街には老若男女、人がごった返していた。日本人の家族連れはさすがにあまりいなかった。でも、なんでもあるからそりゃそうである。

 あまりの空気の悪さに僕は辟易してしまったので、飲み会を楽しんだ後はすぐ退散して家路に着いた。

 いやぁ、川崎、すごい。

ソシャゲすらまともにできない僕は…僕は… / 仕事は楽しくない

 最近、とにかく寝不足で、職場でも昼休みに寝ないとやってられない。

 眠りの質を確認するために「ポケモンスリープ」を始めた。

 リリース当初も興味本位でインストールしたのだが、当時はアプリを起動しっぱなしじゃないと記録がされないというバッテリー酷使設定だったのですぐに使うのをやめたのだが、今は、iPhone純正のヘルスケアアプリと連携して、データを同期させるだけで記録ができるらしい。

 

 間違いなく記録は楽になった。しかし、睡眠記録のリザルトを朝に確認するだけでもめんどくさく、毎日ポケモンたちからきのみを回収したり料理をつくったり、デイリーミッションを回収したりするのが激烈に煩わしくなってしまって続けられなかった。もうソシャゲもまともにできない身体になってしまったんだ。「花束みたいな恋をした」の菅田将暉じゃないんだから

 睡眠の質は一向に良くならないので、職場の机にインスタントコーヒーとカフェインのガムを常備して乗り切ることにした。乗り切れていないけど。

 

 

 仕事は楽しくない。仕事にみんな何かしらの楽しさを見出しているのか…?仕事中の自分の顔が死んでいるといろんな職場で言われるんだけど、仕事中にニコニコしている方が怖くない?としか思えない。

 そう思っていたのだが、会議中に職場のある人に仕事が振られる流れになった時「やってみたいですねぇ…!」とあまりにもワクワクした声色と顔をしていたのが衝撃的だった。こんなに楽しそうに仕事する人いるんだ…。

 仕事の内容自体が興味深かったり勉強になったりはする時はあるけど、とてもじゃないが楽しいとは思えない。やる気があれば眠くならないのかな。飲み会の時に上司に話したら笑われて、頻繁に「今日楽しいことあった?」って聞かれるようになってしまった。

 楽しさ見出すしかないか…。

東京の飯屋は美味しくない?

「東京の飯屋が美味しくない」という発言が話題

 

 タイムラインを観ていると、本当に皆、食事が好きなんだなぁ、と思う多岐にわたる熱烈な議論の繰り広げ方。最近のタイムラインの話題は、マジでテンションが下がる、喧嘩をしたところで誰かが得するわけでもないものばかりだったが、美味しい店やエリアが共有され有益な情報がなくはないので幾分か気が楽だ。

 

 最近、田舎から東京に引っ越して、ちょこちょこ外食にも行くけど、この発言もわからなくはない。身も蓋もないが、場合によるといってしまえばそれまで。

 

 シュラスコを食べたくて、新宿の店に予約して行ったら、南米風の店は満席だったので下の階の焼き鳥の系列店の席に案内されて、雰囲気もなくなったし、システムも後出しで出てくるのは遅いし、肝心の飯は割高だったので、2度目は積極的には選ばないかな、という感じだった。

 

 田舎では人口的に個人店が維持するのが相当厳しくて、よほど良い店じゃないと保てないのが、飲食店に限らず前提としてある。田舎でそれなりの期間やっている個人店はある程度の質が担保されていて、質の悪い個人店は人知れず消えていくのだろう。都会では、半ば騙された初見の人だけで店が保てるから、個人店でもピンからキリまであるんだろう。一方で都会では、客単価の高い個人店も人がいる分保てるんだから、ミシュランで取り上げられるようないい店も存在できる。多少は情報を食っている、みたいな金を出せば美味い飯が食えるのは都会の特権だとは思う。Twitterで熱い議論をしている人たちにはそういう店は議論の俎上に上がらないんだろう。

 

 地方の人は、日高屋に異常な憧れがある、という話題もあった。確かに日高屋が欲しいと思ったことはかなりある。地方は店が閉まるのが早いのと、一人で気軽に入れる店が少ない。日高屋の飯の質がどうかよりもシステムのあこがれの方が強い。日高屋はない地方では、山岡家がその代替をしているのか、通りかかるといつも混んでいる気がする。

 

 僕自身が、あまり舌が肥えているわけではないので、東京の飯が不味いと思ったことも、格段に美味いとも思ったことはないが、ハズレがあるとはいえ、選択肢が豊富すぎるのが明らかな魅力ではある。まあ、バカ舌なりに経験として楽しめればいいか。

シベリア少女鉄道 vol.39 「降臨 -ワールドヒーローズユニバース-」観た

www.siberia.jp

 

配信決定したらしいです。

 

 上京して一番行きたかったのが演劇公演。映画は地方でも結構やっているし、お笑いライブも意外と地方でやることがあるから楽しめなくはないのだが、演劇公演だけは東京に行かないとなかなか観るのは難しい。

 演劇も配信が多いから観やすくなってはいるけど、やっぱり演劇は目の前で人が演じているという良さが大事だと思っているので、現地で観たい!

 

 かといって演劇に詳しいかと言われるとそんなことはない。小中学校の時に鑑賞教室で演劇を見たことがないこともないくらい、ダウ90000で大人になってから演劇を初めて生で観て、配信で他の劇団も2、3個観たかな…、くらい。

 ヨーロッパ企画の『鴨川ホルモー、ワンスモア』がめちゃくちゃ面白すぎて、演劇を生で観たいという欲求が高まりました。

 

 演劇は他のエンタメに比べ、何観ればいいんだ、という情報収集が桁違いに難しく、何を観ればいいのかわからない、わかったころにはチケットが売り切れている、というのを繰り返していたが、演劇を見歩いている友人のおすすめもあって、今回はシベリア少女鉄道 vol.39 『降臨 -ワールドヒーローズユニバース-』のチケットを確保できました。

 

 妻の分のチケット確保したので一緒に連れていくことにしました。妻は鑑賞教室や高校に演劇部もなかったので、これが初めての演劇だったらしい。

 

 配信も始まるため、ネタバレはせず感想を書きますが、めちゃくちゃ面白かったです。とにかくコメディ全力投球の劇団とのことで、その評判通りの何も教訓めいたものはない面白さで笑い疲れるほどでした。

 

 ただ、この劇団、大笑いのためにめちゃくちゃタメるらしく、その笑いが起きるまでは本当に不安だったし、初演劇の妻なんてもっと不安だっただろうな、と思います。そんな不安は爆発的に払拭されたので構わないのですが。

 

 初めての演劇がこれでよかったのか…?

ドラマを並行して観るのきつい 〜2026春ドラマ〜

 今年からドラマを観ようと思い立って、1月開始ドラマは『リブート』だけが最後まで観ることができた。やはりドラマを並行して観るのはきついな…と思っており、4月開始のドラマを観る時も、どれかが最後まで残るんだろう…と思っていた。

 結果として、1つに絞り切ることができず、3本を完走した。いや、きつかった。幸いなのか、好評だから当たり前の結果なのか、観続けた3本ともNetflixでの配信が開始となって、1週間のうちに観なければいけないというプレッシャーから解放された時、もう後で観ればいいかと思ったことか。

 自分の経験上わかるが、この、後で、は一生じゃないにしてもそうとう時間を置かないと来ない。気合いで毎週TVerで観ました。脱落したものを込みで感想をかきます。

 

☆断念したもの

・惡の華

 1話で断念。思春期真っ只中で観たアニメが衝撃で、これが一番だと思っているので、実写がどんなもんすかね〜と野次馬で観た感じなので、作品自体がどうこうという感じではない。

 

・エラー

 3話で断念。題材は面白いな〜とは思ったけど、登場人物がぶっ飛びすぎててちょっとイライラしたことと、シュールな笑いです、みたいなInstagramの公式切り抜き動画がかなり嫌だったので途中で観るのをやめました。

 

○最後まで観たもの

・リボーン 〜最後のヒーロー〜

 転生ものとして観ましたが、もう少し上手くやるだろ、という気持ちがないわけではなかったけど、主人公でダブルキャストの高橋一生の演技がすごかった。最終回も賛否両論だったが、いい終着点だったと思う。

 

・田鎖ブラザーズ

 兄弟のサスペンスもの。幼少期の事件への復讐心を抱える2人が、さまざまな事件にあたっていく中で自分たちの事件も解き明かしていく。正義だけでない感情を抱えた主人公たちが、それぞれの事件の加害者・被害者に向き合っていくという表現ができているのがすごい。他の登場人物の演技も圧巻だった。これも最終回が賛否両論だったが、個人的には自然な着地点だと思う。

 

・銀河の一票

 おそらく、このドラマが今期で一番評判がよかったか?都知事選を扱っているが、選挙での駆け引きみたいなものは、主人公には行わせないで、主人公たちの性格に重点を置いたのが見事だったと思う。政治という議論を引き起こしやすいテーマだが、繊細に、しかし、逃げはせず、しかも説教くさくはなく描けていたと思う。

 

 

 初めてこんなにドラマ観たけど疲れたな。今期は銀河の一票が評判が良かったとは思うけど、それぞれが粒揃いでそれほど一強にはならなかった印象。

 次のドラマはどうしようかなぁ

『君は映画』観た

www.europe-kikaku.com

人気劇団のヨーロッパ企画の主宰、上田誠が初めて監督した作品『君は映画』を観に行きました。

 

なかなかちょうどいい時間がなく、ジムのジャージと靴と風呂セットをバッグに詰め込み、運動をした後に映画を観に行くことに。

 

せっかく汗を流したのに、映画館までの道中で汗をかいてしまった…。

 

映画を観に行く時、「俺も観にいったよ」とリアクションが欲しいのと、記録としてアーカイブに残しておきたいのがあるので、映画のポスターを写真に撮ってInstagramのストーリーに上げるのが習慣なのだが、最近の映画館って紙ポスター貼ってなくないですか?デジタルサイネージでも別にいいんですが、順番に映し出されるサイネージの前で、目的の映画のポスター画像待ちしているの結構不毛で嫌いなんですよね。しかも、誰が悪いのかわからないけど『君は映画』のポスターがなくて、一周してようやくないことが判明したし。

 

あらかじめチケットを買っていったが、公開して間もなかったので結構席は埋まっていた。

客層は少し高めだろうか。20代後半から高齢の方まで。

 

 

 

映画の感想、ネタバレも含みます

 

 

 

 映画同士の世界が交わるという設定はかなりワクワクしたし、演劇じゃなくて映画でやる意味もある。入り組んだ設定の演劇を得意としている上田誠の独壇場といった感じ。

 

 こういう複雑な構造の映画ながら、あまり考察の余地がない点も好き。作品の良さを語る土台はしっかりありながらも、物語中の謎は基本的にはもろもろは作品内で完結している。個人的にはこういう作品で考察されたら「うるせ〜」って思っちゃいそうなので、そうさせる隙がないのもいい。

 ただ、観終わった後に、映画の時間が足りないことと舞台が狭いな…と思ってしまった。

 舞台が狭いのは意図的だとは思うんだけどそう思ってしまったんだから仕方ない。これはおそらく、自分自身が下北沢への造詣がないのがよくない。

 時間に関しても意図したんだろうか、こんな面白い設定なら、もっと展開する余地があったと思うんだけど…。

 映画内で出てくる映画は、下北沢などの単館上映系のB級映画を想定していると思うが、そういう映画への理解もないので、マジでこんな感じだからこうやっているのかもわからないのが歯がゆい。

 安易な表現しか思いつかないが、後半の展開がカオスと言わざるを得なくて、終盤に無理やりたたみこむというドタバタ感の面白さはあるけど、この映画自体も映画内の映画2つ同様に強引な展開と考えれば自然か…?

 ともかく、面白かったと思います。

 

 映画を観終わった後、家路に着こうとバッグの中のイヤホンを取り出そうとしたら、手にヌメヌメとした感触を感じて、中を見たら、風呂セットのボディーソープのフタが空いていて、撒き散らされていた。

 最悪だ…、まあ、これもこれで僕の映画か。