赤と青のえんぴつ

分野にこだわらず、気になったことについて机上の空論を繰り広げたい。

できれば行きたくないイベントのLINEスケジュールの戦略性

「お疲れ様です!○○の打ち上げも兼ねて11月下旬ごろに飲み会を行いたいと思います!LINEスケジュールを作りますので○○日までに回答してください!」

 

   文化祭や忘年会など、飲み会がちょこちょこ多くなっていくシーズンである。

   陰キャにとって特段仲良くもない人と行く飲み会というのは苦痛であるし、なによりも出費が痛い。できれば行きたくないというのが本心である。

   「○○日に飲み会やります!」と言われたら「すいません、その日は予定がありまして…」と気兼ねなく断れるが、このように提案されると全て予定が入っているとはちょっと言いにくい。そもそも、11月下旬に全て予定が入っているような人は飲み会に行きたがらないようは陰キャにはならないと思う。

   こういう誘いに限らず、LINEスケジュールという便利な、非常に便利な機能に苦しめられている陰キャは多いはずだ。今回は陰キャの一人として『いかに無難に行きたくないイベントのLINEスケジュールを回避するか?』を考察していこうと思う。

 

1.そもそも回答しない

   これができるのならばこれが一番であろう。答えは沈黙、である。40人くらいの大きめのグループならおそらくこれが最適解である。そのくらい人がいれば、回答しない人はたくさんいる。

   しかし、それで結論づけるのは元も子もない。「少人数のグループで回答しないといけない空気である」「幹事の陽キャが回答するように催促してきた」といった回答せざるを得ないめんどくさい苦難は往々にして存在する。

   2番以降は回答はするけど、「そっかー!○○日になったかー!でも俺その日×にしてたわー!他の日なら行けたかもしれないけどなー!残念だわー!」という立場に波風立てずに無難に上手くありつけるための戦略を考察する。

 

2.中盤くらいに曖昧な回答をする

   最終盤に滑り込みで回答できたらそれがいいのだが、同じことを考えていたり、スケジュールの調整をしたりして誰も答えない人がそこそこいる。ここは勇気を出して撒き餌をして周りに早めの回答を促した方が結果としてはいい。

   しかし、いの一番に答えるのはちょっと嫌なので、グループ内の中心人物群、2番目の中心人物群辺りが答えてから回答するのがいいだろう。

   回答はまずは本当に予定が入っている日は×にして、本当は予定が入っていない日は△にする。まずはこれで周りの回答を待つ。

   中盤の回答にはそこそこリスクがあるように思うが、行きたい感を醸し出せることや、終盤になって焦って予定確認して回答をミスするのを回避できることなど利点はある。

 

3.最終調整はやはり滑り込みで

   △と×のまま回答できるなら、そのままでいいとは思う。「○日に決まったので、その日△の人は~日までに○か×にしてください!」という幹事ならそれでもいい。しかしそうではない場合△にした日に確定すると幹事に断りの連絡を入れるのがめんどくさいので、できれば避けたいところである。

   滑り込み組がちらほら回答し始めたあたりで、予定調整を行う。できるなら、情勢を見極めて確定しそうな日をピンポイントで×にするのが最良である。状況が許すのならば確定しそうな日を△→×にするだけでいい。

   しかし、確定しそうな日が定められないせいで×だらけになりそう、だとか、△の回答をやめてほしい、または、理由をコメントしてほしいと呼び掛けられた、とか状況が許さないならば、確実に開催されなそうな日を△→○にする。

 確定の基準は○+△の数か○の数かはなかなか難しいが、①システム側が最良日と指定している日(緑になるやつ)②○が多い日③○+△が多い日の順では確実だと思われるので避けたいところである。

 

 あとは何とか確定しないように祈ろう。良い陰キャライフを。