今年はあまりにも日常生活が楽しくなかったのと、日記に書くことが欲しかったがために結構いろんな作品を鑑賞した気がします。なるべくモレがないように列挙しながら一言ずつ感想を書いて一年をしめくくろうと思います。
観るたびにちまちま書いているので情報の遅れは許してください。
- 『ヒトナー』
読み切り漫画。設定はヒトとケモノの逆転という一点突破だけど、主役同士が関係を深める描写が丁寧でよかった。 - 『ゴジラ‐1.0』
映画。シン・ゴジラとは違うフィールドで闘ったと監督が言っていたがその通りで、リアリティを追求したシン・ゴジラと対極にエンタメ性を追求した感じで面白かった。 - 『らーめん再遊記』
漫画。去年から読んでいたが継続して単行本を購入している。グルメ漫画かと思いきや、ミドルエイジクライシスとの向き合いを描いているのもありめっちゃ面白い。 - 『30000』
コントユニット・ダウ90000の単独公演を現地で鑑賞。本当に面白かった!同世代だから刺さるボケもあってこれをリアルタイムで楽しめているのが本当にうれしい。 - 『夜明けのすべて』
映画。お互い辛さを抱えている人が、過度に助け合うわけでもなく、寄り添う。かなり傷心しているタイミングで観たので、やたら染み入る映画でした。本も買っちゃった。 - 『さよーならまたいつか!』
米津玄師の朝ドラの主題歌。久しぶりにMV含めビビッと来た。がなりがいいよね。アルバム曲の『LOST CORNER』も好きだけど、音楽をカウントしすぎるのもずるいので音楽は2024年1番のこれだけで。 - 『成瀬は天下を取りに行く』『成瀬は信じた道をいく』
本屋大賞受賞作とその続編。内容自体は小学生高学年でも理解はできそうだが、成人になって読めば受け取り方が変わるような良作。 - 『ふつうの軽音部』
ジャンププラスの連載。他の軽音部の作品みたいな華々しさは無いけど、リアリティがある感じ?ちょっとそういう学生生活を送ってなかったので・・・ - 『鴨川ホルモーワンスモア』
演劇を配信で観た。演劇ってこんなに面白いのか!ってしびれるくらいアツくて面白かった。 - 『アンチヒーロー』
日曜劇場の連続ドラマ。怒涛の展開に毎週手に汗握ってみていた。終盤の展開はどうしても読めてしまったけど…。 - 『リバー、流れないでよ』
鴨川ホルモーワンスモアの監督の映画。ループものでこの舞台でこれだけ面白く描けるってすげーって感心しちゃいました。 - 『ようこそ!FACTへ』
チ。やひゃくえむ。の作者の漫画。陰謀論を軸に自分と向き合う姿を描いたラブコメ。終盤への盛り上がりがいいですね。 - 『俺たちの面白いは支配されている』
ジャンププラスの読み切り。今の世の中、レビューに支配されている僕たちに対して突きつけた作品だった。 - 『ファイアパンチ』
チェンソーマンの藤本タツキの作品。チェンソーマンでも作者の趣味なんだろうな〜って描写は多々あったけど、この作品はそれ以上に作者の色が出てて、ホントこういうの好きなんだな!って思いながら読んでた。 - 『これが生活なのかしらん』『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』
小原晩のエッセイ。心情や場面の表現が素直だけど深く入ってくる感じで面白かった。エッセイを書いてみたい!と思ったきっかけ。 - 『真実の行方』
1990年代の法廷物の洋画。急に露骨なベッドシーンあるけど、面白く観ることができた。あの結末、僕は結構好き。 - 『ドライブ・マイ・カー』
アカデミー賞を受賞した日本の映画。それぞれの作者の絶望の向き合いに対する描写がよかった。終盤の長台詞に自然と涙が出てしまった。村上春樹だから隙あらばセックスするけど。 - 『レオン』
往年の名作の洋画。映画の雰囲気もよし、展開もよし。とりあえず、好きな映画を聞かれたらこれ言っとけばいいな、って気持ちがわかった。面白かった。 - 『アンメット』
連続ドラマ。最終回目前に観始めてめちゃくちゃハマった結果、最終回はリアタイできた。TVドラマでこんなたっぷり間をとっていいんですか!?ってシーンもあり、最終回は泣きっぱなし。今年観たエンタメの中でこれが一番。 - 『First love』
Netflixのドラマ。宇多田ヒカルの同名曲が原作。あまりそれらしい初恋を送らなかったことと、世代じゃないことがよくなかったかな。ドンピシャ世代の人達が当時ハマったドラマってこんな感じな気がする。 - 『サンクチュアリー聖域ー』
Netflixのドラマ。相撲という国技自体のアツさとスポ根のアツさが掛け合わさり、最終的には爽快で面白かった。まあ、ちょっと痛々しい描写もあるな…。 - 『街の上で』
映画。下北沢を舞台に元カノの失恋をひきずっている主人公。人間の不器用だったり情けなかったりするところが上手く表現されていた。面白かった。 - 『ルックバック』
藤本タツキ原作の漫画をアニメ化した映画。原作通り、と言っちゃうと、良くも悪くもという感じになるけど、これほど原作の雰囲気を保ちながら映像化できるのもすごいな、って思った。原作を知らずに初見で観たらめちゃくちゃ泣いただろうな。 - 『勝手にふるえてろ』
映画。映画の強みを生かした表現でとても好きな映画でした。好きだった人の神格化しちゃうこととか、恋愛のどうしようもないほどの衝動性を描いていて、ぶっ刺さりでした。 - 『アットザベンチ』
短編映像作品。ダウ90000蓮見が脚本の第2章は物語的にもコント的にも面白かった。第1章は、ドラマのワンシーンならめっちゃいいシーンになりそう、おそらく、登場人物に感情移入する下地があるとすごいことになるんだろうな。 - 『ルリドラゴン』
連載漫画。ファンタジーかと思いきやヒューマンドラマ。皆いいやつでめっちゃ好き。ただ今後の展開として、明るくも鬱にもどうとでもできるからどうなるんだろう、ヒヤヒヤしている。 - 『ハブ・ア・バッドメモリー』
読み切り漫画。理由を求めすぎてしまう主人公が、ヒロインの過去に対しどう向き合うのか。すごくいい話で、満足感がとても高かったです。 - 『ドカ食いダイスキ!もちづきさん』
連載漫画。バズっていたので…。「至る」とかは、ドカ食いして気絶するのを矮小化しているようで、サウナの「整う」みたいな消費している感はあるよな〜…と思いつつも、サクサク面白く読めてしまうのは作者が色々がんばったからなんだと思います。 - 『豪雨を待つ』
読み切り漫画。異なる世界観の人たちにも共通する通念みたいなものなんでしょうか?ちょっと何一つわからないまま頭の中をかき乱された感じでした。 - 『二階堂地獄ゴルフ』
福本伸行の連載漫画。ギャンブルじゃないんだ…と避けていたのですが、人間のどうしようもないところとか、人生がうまくいかずにもがく人間の姿を重くなりすぎず、かといって茶化しすぎるわけでもなく描かせたら右に出るものはいないですね。面白いです。 - 『バンオウ』
連載漫画。ヴァンパイアが主人公の将棋漫画、イロモノ枠かと思いきや、とてもアツく面白い!将棋漫画の肝とも言える人間ドラマがとても濃密に描かれていた。 - 『写して』
読み切り漫画。若いときはなんでこんなものに本気になっていたんだろうと思うけど、そういうのがなんだかんだいい思い出になるんだろうなぁ、という気持ちにさせてくれた。良作! - 『そのタトゥーのように』
読み切り漫画。女子高生の主人公とタトゥーをしたマスターの話。ラストありきなので感想あまり言えないですね。絵柄に対して話は重め。 - 『言葉のないところ』
読み切り漫画。言葉に苦しむヒロインと内気な主人公の話。テーマがテーマなだけで一つ一つのセリフ選びに苦慮しそうですが、崩れることなく描いた雰囲気のいい作品でした。 - 『最後の晩餐のお供』
読み切り漫画。自殺を題材にしているし、その背景も重いんだけど、じめじめしていないし、かといって軽すぎる感じもなく、いい漫画でした。この人の書く心理描写が刺さるかもしれない。 - 『クソ女に幸あれ』
上の作者の連載漫画。友達に勧められて今でも読んでいる。キャラが皆可愛い。優しい世界。2人の行く末をニヤニヤしながら見守っている。 - 『付き合ってあげてもいいかな』
連載漫画。百合ものだけど、百合だけに限らないような関係のもつれを描いている。泣きの描写が上手くてこっちまで辛くなるような作品。皆幸せになってほしい。 - 『幼稚園WARS』
連載漫画。ニコニコ動画にハマっていた時の感情がくすぐられるような、そんな漫画。アニメ化しないのかな。 - 『神は見返りを求める』
映画。ムロツヨシの演技が本当に苛烈。人間の汚いところを見せる胸糞な描写もありながらでしたが、ラストは嫌いじゃない。これを観た時相当心が荒んでいたんですが、これを観て「こうならないようにしなきゃ…」と思えたのは奇跡かも。 - 『ラストチケット』
読み切り漫画。駅伝を題材にしたスポ根漫画。読み切りだけど、きれいにまとめられていた。 - 『夏に冬は思い出せない』
盛岡の演劇ユニットの演劇を配信で観た。たまたまSNSで見かけたので。演劇だからこその演出ってあるよな、って思えた作品で、演劇にも地域ならではの空気感とかそういうのあるよな、って思えた。他の作品も観たい。 - 『海のはじまり』
連続ドラマ。『silent』と同じ脚本家だったので観た。テーマである家族というものが自分の中にはあまり染み付いていなくて、観ているとうっすらと家族や子供という概念がナイフのように突きつけられているようで辛くなった。 - 『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』
Netflix配信の映画。設定の粗に目をつぶれば余命モノとしては王道です。何も考えずに泣きたい方に。 - 『BLUE GIANT』
原作は未読で映画をNetflixで観た。ジャズを題材とした映画。才能とか努力とか挫折とかそういったもろもろを描いているが、とにかくアツい!音楽シーンの描写がとにかく心が動かされる。玉田が好きですね。 - 『寝坊する男』
連載漫画。絵がとても上手。作品自体は王道のバトルものっぽい。読切は読んでいないが評判がよかったらしく連載につながったらしいので期待しています。 - 『AKIRA』
言わずとしれた名作映画。これが30年以上前といわれても信じられない…。いかにこの作品がアニメをはじめとした作品に影響を及ぼしたかを強く実感した。面白かった。 - 『しかのこのこのここしたんたん』
OPがバズっていたアニメ。原作数話とアニメ1話を観た。中高生のころは日常系アニメを結構観ていて、むしろ今のほうがこういう何も考えなくていい作品を求めているはずなんですけどね…。中々受け入れられなくて…。 - 『はなれたふたり』
『タコピーの原罪』『一ノ瀬家の大罪』の作者の読切漫画。辛い現実や鬱屈とした感情が苦しいけど、最後に救いがある話が本当にいいですね。なんというか、どの作品でも、取り繕う描写が上手いんですよね。 - 『地面師たち』
Netflixオリジナルドラマ。実際の大事件を題材にした、まさに地上波ではやれないだろうな、というドラマ。演技に引き込まれる。とても面白かった。豊川悦司がもう怖くて怖くて。アントニーもなにげに演技が上手い。 - 『17-21』
『チェンソーマン』の藤本タツキの短編集。タイトルの由来は、この短編たちを描いたのが17〜21歳だかららしい…。やばすぎる…。作者の色濃さは思ったよりも強くなくて割と読みやすいです。作品コメントやあとがきもよい。 - 『22-26』
藤本タツキの短編集。22〜26歳に描いたもの。上のものよりは作者の色濃さが出ている。あの作品のもとになったんだろうな、みたいな描写もあってよかった。 - 『勉強はきっとウチらに平等だ!』
読切漫画。苦しい家庭環境でひたむきに頑張る女子高生の話。現代の苦学生って昔より表面化されにくいのかもしれない。ストーリー展開も好きです。 - 『Secret Steward』
短期連載漫画。なんでバズっているのかわからなかったけど、まさかのどんでん返しがあったので納得。まあ、あまり元ネタをしらないので、のめりこめはしなかったですね。 - 『明日私は君と出会う』
読切漫画。面白いんだけど、やはり似た話題作があると…。おそらく構想はその作品が話題になる前だっただろうし、災難というしかない…。「記憶」というものが尊ばれるゆえなんでしょうが…。 - 『あゎ菜ちゃんは今日もしあわせ』
連載漫画。基本的にはグルメ漫画。日常の不幸の中にある食をはじめとした小さな幸せ、なんだろうけど、その不幸があまりにも痛々しすぎて、辛くなってしまった…。 - 『万引き家族』
映画。万引きで生計を立てる、それぞれの事情を抱えた人々の疑似家族を描いている。恵まれない環境で犯罪も厭わない倫理観の中にもあるつながりのようなものを描いていてよかった。樹木希林や安藤サクラの演技がすごい。 - 『室外機室』
ちょめ作のローファンタジーものの短編集。Twitter(現X)でおすすめツイートが流れてきて、表紙の絵が好みだったので購入しました。心が洗われるような素敵な作品でとても良かったです。 - 『MAD』
連載漫画。絵が上手いけど漫画的な上手さではなく、別の畑から来た人なのだろうか?ここから爆発的に面白くなりそうな気配もただよっているので、早めに追いかけている。 - 『呪術廻戦』
連載漫画。無料一気読みキャンペーンで止まらなくなってしまった。少年漫画を楽しめる感性が残っていることに安心したのもあるかも。 - 『ラストマイル』
映画。『アンナチュラル』『MIU404』と世界観が共有されている。現代の労働やインフラの状況にナイフを突きつける作品と捉えました。面白かったですね。 - 『ゴールデンカムイ』
実写映画。原作の漫画は全部読んでいる。非常に良質な日本の実写化作品という印象。登場人物の再現度は申し分なし。原作が大事にしていたアイヌ文化のリスペクトも感じられて、実写化として成功している。まあ、ただ、WOWOWへの丁寧な誘導でしたね…。 - 『トークサバイバー3』
Netflixの配信番組。メンバーが豪華になればそりゃトークも面白くなる。ドラマパートはいよいよ限界感があったけど。推している芸人が思ったよりも活躍していて嬉しかった。 - 『まともじゃないのは君も一緒』
映画。普通とは何かに苦しむ予備校講師と女子高生のラブコメ。2人が苦しむようにいつの間にか自分たちもわからなくなるような、そんな作品。2人の掛け合いがとても上手くて、終盤の展開もとても好き。 - 『トムの就活』
前述の『MAD』の作者がおそらく連載を勝ち取るきっかけとなった読切漫画。これを自力で描ける構成力に感服。重厚なファンタジーと思いきやシュールなお笑いが光っていた。 - 『竜騎士JK』
読切漫画。世代でもないのに、おぼろげながら竜騎士07というワードが思い浮かんで読んだ。世代でもないのに、黎明期のコミケで人気そうな内容を彷彿とさせた。 - 『いいわけ屋はなぜ潰れないのか』
読切漫画。4ページだけの漫画コンテストの大賞。ショートショートよりもはるかに少ない情報量できれいに起承転結を描いていて納得の受賞作。 - 『マッチングアプリで知り合った人と今日死ぬんだ』
読切漫画。導入で困惑させて読み手を引き込ませる。テンポもよくて、いいギャグ漫画。 - 『六年目の浦島太郎』
読切漫画。病気という目の前に横たわるどうしようもない絶望、主人公を含め誰も悪い人はいない。本当に残酷な状況の中で選んだ最後の選択がよかった。かなりの良作。 - 『英雄機関』
連載漫画。王道漫画でプッシュされている。天才の息子に父が泥臭く挑む様子はまさに王道。絵もとてもうまくてこれからまだまだ伸びそうな気配。 - 『シバタリアン』
連載漫画。一発ギャグ漫画みたいに展開されるかと思いきや人気が出て連載を続けた結果、いつの間にか厚いストーリーになっている、というのはWEB漫画独特の文化かも。 - 『羅生門』
ヤングジャンプの読切漫画。芥川竜之介の『羅生門』を現代的に解釈した作品。当時の苦しみと現代の高校生が抱える苦しみはまったく違うが、その根底にある鬱屈とした感情や衝動は変わらないのかもしれない。こういう漫画もあるのかと感心しました。 - 『マイ・ブロークン・マリコ』
映画。20代にとって死というものは縁遠いもので、いざ直面するとどう受け止めるかとか、あの時なにかできなかったかとか色々悩むし苦しんでしまいます。そんな葛藤を時に衝動的に描いた作品でした。めちゃくちゃ好きです。 - 『バトル・ロワイヤル』
映画。デスゲームものの原点であり、デスゲームの中での人間関係のゴタゴタの表現は今でも色褪せない。俳優もとても豪華。やっぱり、山本太郎はいい俳優ですよね〜 - 『劇場版デジモンアドベンチャー』
映画?アニメのデジモンの第1話が放映される前に上映された前日譚的なものらしい。細田守の少年少女ものをわくわくさせる描写はさすがですね。デジモンに愛着がある世代じゃないのでよくわかりませんでした。 - 『限界OL霧切ギリ子』
漫画。タイトルの通り、生活が終わっている限界モノ。4コマ漫画でテンポよく限界OLの終わった生活の知恵が繰り広げられる。最近こういうの流行っているなぁ…。 - 『ホリゾンブルー』
読み切り漫画。芸術系の作品だと、よくあるっちゃある展開ではあるけど、やはり王道モノで素敵です。表現というものの恐ろしさや魅力がまとまっている。 - 『そして私は、こう言った。』
読み切り漫画。確かな画力ととんでもない世界観から描かれる辛い現実。人間というものが悪か善かを考えさせられる異色の作品。かなり人を選ぶと思いますが僕は好きです。 - 『極悪女王』
Netflixの配信。女子プロレスのヒール・ダンプ松本について描いた作品。かなり実話ベースらしく、ある意味朝ドラのようだが、内容はプロレスだけあり激しい。痛々しい描写もあるがやはり面白い、これがプロレスってやつか…! - 『旅館じゃないんだからさ』
ダウ90000の演劇公演。数年前に行った公演の再演。めちゃくちゃおもしろかった。レンタルビデオ店という哀愁、作品を鑑賞するということ、元恋人との割り切り、色々刺さってしまった。 - 『TSUYOSHI 誰にも勝てない、アイツには』
一時期広告にめっちゃ出ていた漫画アプリの連載漫画。間違いなくそのアプリのメインコンテンツであり、運営も手放したくないんだろうなぁ…。というのを感じるが、僕もなんだかんだであの時からずっと読んでいるのでやはり人気なんだろう。 - 『進路指導』
読切漫画。高校生の進路指導の面談に望む担任。しかし、そのクラスメイト、何か変…?斬新な設定で驚かされたが、きれいにまとまっているいい作品。 - 『ダンダダン』
連載漫画。まだ途中までしか読めていないが、男女のバディが駆け抜ける爽快感、王道みたいだけど、今やそれすら新鮮な気がする。 - 『絵が上手いヤマシタさん』
読切漫画。学校生活のちょっとした出来事でありながらも、本人にとっては大きな一歩でそれを上手く描いている。 - 『エルドライブ』
連載漫画。『家庭教師ヒットマンREBORN!』の作者のジャンプ+の駆け出しを支えた作品で、全編カラーという雑誌では実現が難しかったことを行っている電子版の強みを活かした作品でした。まさに黎明期ですね〜。 - 『推しの子』
連載漫画。同作者の『かぐや様は告らせたい』からずっと追いかけていたがついに完結。絵も好み。終わり方については色々言われていたけど、完璧じゃないにしてもきれいに見えるように終わっているし、まあ、いいか…って感じ。 - 『彼方のアストラ』
連載漫画。少年少女の冒険もの。十五少年漂流記を彷彿とさせるようなわくわくどきどきするようなきれいな展開が連続するまさに王道。結構面白かったですね。1日で一気見しました。 - 『リリイ・シュシュのすべて』
映画。同じ監督の『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』をアニメ映画から原作を知って、こんなに面白かったのかと感心した記憶がある。この作品はちょっと自分には難解過ぎて感情移入ができなかった…。 - 『実験と回復』
僕のマリという方の書いたエッセイ。本屋で見つけて何か惹かれて買ってしまった。日記形式で書かれているから、2024年日記を書いていた自分には勝手に親近感が湧いたのかもしれない。身の回りへの感度が鋭敏で要素を拾うのが秀逸で、こういう日記を書きたいなぁと思った。 - 『この世は戦う価値がある』
連載漫画。現実に絶望した主人公がふとしたきっかけで吹っ切れて前を向いていく系といえばありがちなような気がするんだけど、絶望しきった中で本当に向き合って戦っているのがいい。 - 『花とアリス』
映画。『リリイ・シュシュのすべて』と同じ岩井俊二作品。胸糞系じゃなかったのでまだ面白く観れた。若さゆえの青さをこの年が一番まともに受け入れられないのかもしれないな。観るのに体力が要る。 - 『KILLAH KUTS』
Amazonプライムの配信番組。『水曜日のダウンタウン』ではまさにできないことをやっている。例の炎上していた回は、そりゃあ、本職側はブチギレるわ、って内容ではあるけど、やっぱり一番面白かった。こういうのは紙一重なんだろう。 - 『海に眠るダイヤモンド』
連続ドラマ。炭鉱として栄えていた軍艦島の時代と現在がリンクして描かれる。タイムスリップものでなく、こう描くのか、というおどろき。炭鉱夫と夜職をこうやって切り取るのかというのもおどろき。 - 『ゴールデンコンビ』
Amazonプライムの配信番組。実力十分の芸人たちの即興コンビの即興コントで、どちらかというと大喜利色が強い。配信特有のアクの強い表現はなく、資本をただただ盛大に使ってテレビのバラエティをアップグレードした感じでよかった。ホリケンってすげーな。 - 『白と黒のスプーン』
Netflixの配信番組。韓国の料理バラエティ。一流料理人を街の料理自慢が下剋上というアツい構図をとても上手に映していて、ついつい一気見してしまった。これは本当にみせ方の勝利なんだろうな。 - 『らーめん才遊記』
漫画。『らーめん再遊記』から遡るように読んだ。ラーメンそのものの人気がずっと根強いからというのもあるけど、作者が時代に合わせながら表現や展開を調整できているのがすごいなと思った。 - 『雷雷雷』
漫画。人外の力を借りながらなんやかんや戦っていく。あらすじだけだと、結構同じようなあらすじの作品あるけど、主人公が女の子なのはめずらしいか…?絵が可愛くて好きです。 - 『らーめん発見伝』
漫画。昔ながらの1〜2話完結型のグルメ漫画でありながらも、ビジネスの視点が取り入れられていること、インターネット黎明期にネットの功罪を描いているのは先見の明がすごいなぁ、と思った。 - 『教室』
ダウ90000の早稲田大学の文化祭の配信。8人未満のネタもたくさんあり、企画はライブ感があり、単独ライブ、演劇公演と違った良さがありました。こういうのも都会だったら現地に行けるのかぁ。 - 『全領域異常解決室』
連続ドラマをNetflixで一気見しました。括りとしてはオカルトミステリーでいいのか?登場人物がめくるめくハラハラさせる展開で、かなり満足感が高かった。テレビにかじりつけていた時期を彷彿とさせる面白いドラマだった。 - 『ホールドオーバーズ』
1970年代のアメリカのクリスマスのホリデーシーズン、全寮制学校に居残り組となったさまざまな事情を抱えた生徒、先生、食堂のおばちゃんを描いた作品。今の時代にこんな純朴で染み入る作品があるのか!という感動があった。テンポ感もよく、心情の動きの描写も丁寧。
今年見たエンタメの1位はドラマ『アンメット』ですね。
他のジャンルだと、舞台『鴨川ホルモーワンスモア』漫画『バンオウ』映画『ホールドオーバーズ』書籍『これが生活なのかしらん』配信『白と黒のスプーン』もよかった。
今年の作品じゃないですが『マイ・ブロークン・マリコ』『勝手にふるえてろ』も観た中だとよかったですね。
来年以降も同じようにできるかはわかりませんが、できる限りエンタメを享受したいと思います。